ゆさぶられっこ症候群に関する
アンケート集計結果
1.調査対象について



群馬県内の保育園、幼稚園に依頼して、幼稚園教諭、保育士、保護者のみなさん、約500人
に協力していただきました。比較的若いお母さんが多くお答えくださいました。
2.ゆさぶられっこ症候群の知識の有無について

市民には、「ゆさぶられっこ症候群」という疾病を、約9割の方々はご存じないという結果は、想
像していたもののショッキングでした。それとともに、この疾病の啓蒙活動の積極的に展開する
必要性を感じます。
3.ゆさぶられっこ症候群の啓蒙活動に有利な手段について

2の質問で、ゆさぶられっこ症候群の知識を持っている約1割の方が、どのような手段で情報を
手に入れたかを調査したところ、テレビという回答が約6割、新聞を入れると、マスメディアの力
の大きさを確認できます。新聞、テレビ等を利用してゆさぶられっこ症候群の啓蒙活動を展開す
るのが有利であるようです。
4.普段の子育ての中で「たかいたかい」をした経験の有無について


日本の育児習慣のなかで「たかいたかい」はポピュラーなあやし方の一つです。実際に「たかい
たかい」を子育ての中でした経験のある方は9割強ですし、半数の方は首がすわった6ヶ月頃か
ら、1歳までの間に行っています。大概のケースにおいては、大きな問題になってしまうケースは
少ないですが、「たかいたかい」の仕方を考える必要があるようです。研究が進んでいる国では、
「肩の高さより上に上げないように」と警告を発していると聞きました。ちなみに、精巧なダミーで
「たかいたかい」をして、子供にかかる衝撃を測定したところ、約2Gの力がかかるそうです。これ
は、軽めのジェットコースターに乗ったときに同じくらいの力が加わるそうです。乳幼児をジェットコ
ースターに乗せる親御さんはいらっしゃらないとは思いますし、子供をジェットコースターに乗せると
したら、何歳くらいが適当と思うかとの設問では、平均で6歳くらいという回答が出ています。この
意識の差は大きな問題であると言わざるを得ません。
知識がないと言うことが悲しい事実に結びついてしまうこともあります。このゆさぶられっこ症候群
に関しての正しい知識を広く一般の方々に知っていただき、不適切な子育てが行われなくなること
を願っています。